No191 米国切手

やや小さめの版を使用して、切手をモチーフに制作。

しばらく紙幣が続き、飽きてきたので切手を作ろうと思います。

 

 

学生時代に小さく切断した銅板をとっておいた。それを使って作ります。

 

実物くらいの大きさではさすがに小さすぎて今の技術では厳しいので、2倍くらいの大きさ。

 

紙幣と比べると十分小さめで、ここまで小さいものは今までほとんふど作ったことがない。

どんな感じになるかわからないので彫っている最中は不安感がある。

 

モチーフは米国の切手。

日本の切手のほうがよかったが、日本の切手のデザインがピンとこなかった。わかりやすい額枠がなかった。その点で米国切手は分かりやすく彫りやすい。

顔 首 両肩を弱で彫る

切手部分を彫る

紙幣よりも小さい分線構成が単調で彫りやすい。

彫り 完

磨く

萌えキャラ 顔

点描を顔の表層をなぞるように彫りこむ。

 

インク練り

のせ

つめ

刷り

英字が細かめで彫りにくかった。英字はどうもピンとこない。

 

萌えキャラはまぁまぁ。 瞳のまつ毛の部分に白を加えて、眉毛を髪に透かせないようにした。

 

この小ささの銅版画はいままでほとんど作ったことがない。

実験的な感じだったが、サブウエポンとして使える。もうちょっと改善できると思われる。

 

以前制作した切手系と比べると、だいたい1/3くらい小さい。

大きさはこのままかもうちょっと大きくして、密度を上げるといいかもしれない。

 

切手の四辺のギザギザをどうするか、そこがないと切手感が薄れる。背後をグレーか黒にすればギザギザが強調できてよい。