★No197 

光源を手前左上にして彫る。

試刷り 一回目

↑試刷り二回目

彫り 終了

本刷り

今年一番時間をかけて制作した。

密度が非常に高い。

表現を妥協しないことを心掛けた。

 

いままで作った中でもこれだけ高密度な奴はないと思う。

 

今回の銅版画は年内最後の制作の気持ちで、ガチった。

どれだけ時間がかかっても仕方ないというような、そういう気概で作ったのは学生時代以来だ。

エングレーヴィングは銅版画だけでなく、版画技術の中でも群を抜いて細かい絵が描ける。

時間をかけて超高密度の絵を描くことが、エングレーヴィング表現の魅力だと思う。

 

●使用したビュラン 極太、極細(長)、極細(単)、中(太)、中

●3倍ルーペ