No234 トランプ×バニーガール

可愛さとエロさよりも線と点の質が高いことが気になった。

刃の研ぎを変えたことで、彫りやすくなり線の質が上がった。

彫りやすくなると点描も打ち込みやすくなり、しかも線と点がしっかりでる。

肌の質感がいい感じに良くなっている。

肉感を感じる。

点描を打ち込んでいて気持ちよかった。

刃の質が高かったからだ。

着色1種

 

●刃の研ぎ

エングレーヴィングはビュランと呼ばれる道具を使って彫る。

ビュランの刃は断面と側面を磨くことで、彫りやすくなる。いままで基本的に側面だけを研いでいた。側面は断面に比べて研ぎやすく、刃の消耗も断面と比べて比較的少ないからそうしていた。

しかし、今回は断面を積極的に研いだ。

断面を研ぐ際、シャープナーと呼ばれる専用の道具を使い研ぐ。これを使うと角度が安定する。

いちいち角度を合わせて研ぐのは手間である。

このように角度を調整し、研ぐ。

断面を研ぐとビュランの消耗が激しいので避けていたが、やっぱり断面を研いだ後の彫りは最高な状態で、気持ちよく彫れる。

 

というわけで、今回はかなり彫り、線の質が高い。