試刷り1回目
刃の太さを利用しようとした。
単純に太い刃で彫った線→強い黒
細い刃で彫った線→弱い黒 として制作する。
奥行を強い黒で描き、手前の部分ほど弱い黒で描く。
胸の皮膚感を強く意識した。
前作のムッチリJKの太ももの描写が非常に良かったため、その感じを出したかった。
弱い線で描き、点描でより柔らかい階調に仕上げる。
←No251 ムッチリJKの太もも部分
このムッチリとした質感が良かったため、こんな表現を取り入れたかった。
後ろ髪の部分を太い刃でがっちり彫ったので、強い黒が効いていて良い。
主に重要な描写の部分(顔、胸)を細かめに仕上げ、奥行の下半身を太めの線でボカす感じで描く。
修正点
髪の部分・・・やや右手前の部分 やや強い階調をつくる
胸の部分・・・皮膚の部分が浮いている 点描を打ち込む
下半身の部分
中の刃を使い、太めの曲線を中心に彫っていく。
中の刃 太めの線
肌を彫る(おなか周辺)
ムッチリした部分なので、柔らかい曲線で彫る。
肌の部分を太い曲線で彫ることは、最近は全くといっていいほどなかった。基本は細い線と点描で表現していた。
繊細に彫った上半身を生かすために、下半身の部分を太い線で表したかった。
このように交錯線もまた太く、曲線を重ねる。
彫り完
磨く
彫りが慎重になり、時間をかけるようになった。
そのため、原版からみた印象が変わった。
かなり良く見える。彫りの質が高い。
刷る
肌の質感がバツグンにいいです~
今回、頬の赤らみは入れませんでした。
プニプニの感じがあればよいと判断しました。
胸の谷間です。
この部分のムッチリ感が最高です~~
このムッチリ感は最高です~
細い線で曲線を描き点描でさらに階調をつける手法は、萌えキャラのムッチリとした肌の感じを表現するのに最適です。
太めの線を中心に構成した下半身の部分。
西洋の銅版画のようなイメージで彫った。
こういう強い曲線を彫るのは楽しいです。
しかし、表現が単調になりやすかったり階調のコントロールが難しいです。
バッチリです~
原版も美しい。
肌の部分の点描が非常によく見えた。
およそ画面に映っているビュランをすべて使用した。
それぞれのビュランに特徴があり、彫る線と手描の役割がある。
一本のビュランで制作していた学生時代が懐かしい。
柄をコルクにしたのは非常に有効だった。
軽量化したビュランで彫る線や点は、非常に細密に彫ることができる。
赤・・・曲線や直線を彫るスタンダード
青・・・強弱をつける感じの曲線用
茶色・・・交錯線用のダート刃
白(or塗りなし)・・・点描用
茶+赤、茶+青・・・交錯線用の曲線、直線用。