試刷り1 線描を中心に彫る
製版2
版を磨く
刷り
ローラーで版にインクをのせる。
インクが版上にのった状態
ゴムヘラのエッジを使いインクを詰める。
しっかりとエッジを効かせると表面に絵が浮かび上がる。
点描に気を使った。
体の部分の線の交錯線がいい感じの柔らかい陰影でよかった。
今回の胸の皮膚感は新しい。
点描を多くつかって表現した胸の部分は何か発展が見込める気がする。
上半身が重要だったので、下半身はややアバウト気味になった。
おなかの膨らみまで表現できればと思ったが、微妙なふくらみの表現が難しいため現状で妥協した。
ブラのヒラヒラ感はわりとうまくいった気がする。
細い曲線をうまく使いこなせれば薄い布の質感を表現できるだろう。
やっぱり軽量ビュランの点描が効いている。
今年の一番の進化は軽量ビュランの点描表現だろう。