前作の着ぐるみ部分の意識を、萌えキャラにも叩き込む意識でいきます。
全体を線で表層的にざっくり彫り込む
ハイライトもざっくりと空白を作っておく
この段階で印象に残ったのは股と太ももの部分で、ムッチリとした肌を表層的に線でうまいこと彫れているように感じました。
以前から問題視していた胸部からお腹、股にかけての彫りですが、細かいとこまで意識しては線がぐちゃってしまうという点を頭の中に叩き込んで、いっそのことシンプルに円筒状の曲線で彫りました。
眼だけはざっくり彫り込むことはできず、ディティールまでかっちり彫り込みます。
眼だけは常に特別で、萌えキャラの最も特徴的で魅力的な部分はやはり目でしょう。
線と線の間に点描を彫り込み、線のカッチリとした感じを和らげる。
そこに線の交錯線を加えて全体で見た時の印象を整える。
頬の赤らみを加えています。
胸骨の部分、お腹の部分に点描を加えやや階調をつけていますが、これではまだ弱い
お腹の部分の線に重ねて線を彫り、強弱をつけているがまだ弱い
胸骨の部分、お腹の部分の線にさらに重ね彫りをしている
腕の線も太くして整える。
やっぱりお腹の部分が最後まで気になりました。
交錯線を彫り込んでもよかったかもしれません。